認知行動療法の創始者アーロン・ベック

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【認知行動療法】は1970年代から発展してきました。

最初はうつ病に対して考えられた治療法です。

創始者はアーロン・ベック。

もともとはフロイトなどと同じ精神分析をやっていたと言われます。

 

認知行動療法と精神分析

 

認知行動療法というのはいったい何が違うかというと、

動機付けや本能の観点からではなく、情報処理の観点からモデル化した

と、いうところです。

認知行動療法の基本的な考えとして

状況から感情が生じるのではなく、状況に対する「認知」が感情を生む。

という考えがあります。

その認知が歪んで、何でも否定的に考えてしまうのが「うつ病」です。

認知という情報処理のゆがみによって、ほとんどの状況が悲しむという感情に処理されてしまうこと

これがうつ病の原因と考えました。

 

精神分析との違い

 

『動機付けや本能の観点からではなく、情報処理の観点からモデル化した』

もう少しここについて説明します。

精神分析では動機付けや本能を重要視します。

うつ病の原因として、自分への攻撃性という表現を使う事があります。

悲しみなどとして表現されるエネルギーがうつ病の場合は自分に向かってしまう。

その結果うつ病が発症する。

また、死の本能(デストルドー)がうつ病の原因の一つである。

哲学などとも結びつき、精神分析は大きな潮流となりました。

 

 

認知行動療法は構造化されている

 

精神分析の考えは深く、難解な部分もあります。

結果がすぐ出るものでも、うつがすぐ良くなるわけでもありません。

比較して、認知行動療法は構造化されています。

これは基本のやり方が決められているということです。

しかし、非人間的にマニュアルのように行われる訳ではありません。

協同的実証主義といって、一方的ではない双方向の話合で進む治療です。

 

精神分析のときは、その人の個人的なやり方の部分が大きいため

効果があるか無いかと論じるのは難しいです。

しかし、認知行動療法ではある程度同じやり方なので、認知行動療法自体が効くかどうかという事も調べられます。

 

その結果、認知行動療法のやり方で実際に治る事が研究で示されてきて寿所に広まってきました。

 

認知行動療法の意味

 

精神分析の功績は無意識の発見です。

自分は思っているほど自分をコントロールしている訳ではない。

自分が考えているものが自分自身とだけ考えられていた時代には衝撃的だった事でしょう。

 

その後、認知行動療法が発展してきた理由としては

精神分析では意識は無意識の一部として扱われていたものが、

もう一度、意識によって自分自身をコントロールする方向になってきたようにも感じられます。

 

天動説で地球が中心でないと解り

進化論では人間が特別でないという考えとなり

無意識では、人間は自分自身のコントロールさえできないということに気づき始めました。

 

意識できる自分というのは何と比べてもちっぽけなものです。

しかし、自らの意思で変える事が出来、大きなものに影響を与える事が出来ます。

認知行動療法によって自分をコントロールすることには大きな可能性があります。

 

これからこの認知行動療法について勉強していく、ブログを書きますので

皆様、ご意見、ご感想、ご相談などありましたらお待ちしております。

 

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