怒れば自分の脳のコントロール法が解る
腹が立つのは相手が悪いからだ。
それは自分の考えとその根拠を述べただけです。
俺が働けないのは社会が悪いからだ。
自動思考の怒りをコントロール
【認知行動療法】の仮説は感情は何かを考えることで起きるということです。
約束に遅れたから腹が立った。確かに原因と結果ですが、どんな時でも約束を破れば腹を立てるでしょうか。
事故で遅れたら、相手が忙しい総理大臣だったら。それでも腹を立てる人はいるでしょうが、腹の立たない人がいたり、腹の立ち具合も違うでしょう。逆に毎日続けて遅れたちしたら普通に遅れても腹が立たない人でも流石に怒るかもしれますん。
こう考えると約束に 遅れたから即ち怒るわけではなく、事情によって違うと思われます。なぜ事情によって違うのか。事実と感情の間に何らかの評価が間にあるからです。
遅刻して、自分が軽んじられていると思ったから、腹立った
遅刻して、相手は自分勝手だから、腹が立った。
遅刻して、自分が好かれていないからと思って、悲しくなった。
このように、状況について評価することで感情が生まれます。
もう一つだいじなことは、これを気づかずにしてしまっっていることです。そのため、一見、遅刻したという事実から腹が立ったように見えるわけです。これを【自動思考】と言います。
評価は思ったよりいつも同じことを考えていることが多いです。強い感情の源はいつも同じ考えが自動的に考えてしまっているわけです。強い感情が起きた時は自分のコントロール法を見つけるチャンスです。
その時に何を考えているからそう思ったのかを考えると、自分を見つめることができます。