「ひどい」「我慢ならない」と思ってしまった時にとるべき対応とは

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怒りの感情は強いです。
それもそのはず、本能の中では非常に重要な感情でしょう。
「ひどい」「我慢ならない」
しかし、怒りまくっていては良いことはあまりありません。
怒りのコントロールの方法について説明させていただきます。

怒りとは

怒りとは人に必要な感情です。
怒りが一瞬であれば、侵害されているというアラームとして有効です。
これは本能的に自分の身を守ろうとして働く感情です。
しかし、動物の世界においては怒りは役立つことが多いですが
人間の世界では怒りを表出することで良い結果を得られることは少ないです。
怒りの結果が否定的になる確率は肯定的な結果になる確率の2倍とも言われます。
また、心筋梗塞になる確率まであげてしまいます。
どうやら怒りはコントロールする方法を身につける方が得策なようです。

怒りを持ちやすい認知

まずはコントロールのためには正体を見極めなければなりません。
ここでは怒りを持ちやすい人が起こしやすい思考について説明します。
多いものは「ひどい」「我慢ならない」です。
なぜこの二つが怒りを引き起こしやすいか
「ひどい」と考えることは全か無か思考に陥りがちです。
「悪い」であればすごく悪いのか、少し悪いのかなど段階を考える余地があります。
しかし、「ひどい」と考えるとそれ自体が最上級に近い表現になってしまうため、連続的に考えられません。
段階のある「良い」「悪い」を飛び越えて「何でもない」「ひどい」の二者択一になってしまえば
何でもなければひどいという思考になってしまい怒りの感情はエスカレートしやすいです。
もう一つは「我慢ならない」です。こちらが結びつくものはべき思考べき思考です。
我慢ならないは「こんなことに我慢すべきでない」と解釈されてしまいます。
「我慢しない方が良いかもしれない」と考えると検証の余地が出来ます。
しかし「我慢すべきではない」であると検証の余地はありません。
怒りの元になる刺激に対して「ひどい」と考えて全か無か思考になって怒りを増幅させ、
「我慢ならない」とかんがえて怒りの感情が発散されてしまいます。

怒りのコントロール

ではこれをどうコントロールするか。
まずは上記のようなパターンに対し、自分で意識できるようになることです。
意識できるようになればリラクゼーションで興奮しすぎた気持ちを押さえてください。
また、弱い犬ほどよく吠える、ということわざがありますが
実際自分の重要な分野で自信を持てるようになれば怒りは減少するようです。
最後に紹介するやり方はアサーションです。
伝え方はいろいろありますが、よくしてしまう表現として
「いつも~だ」などがあります。
ここを変えて、「今回~をしたのは、私は好きじゃない」
とするだけで感触は変わってきます。
そして責めるだけでなく要望を伝えましょう。
なければ、「嫌な気持ちになったということを伝えたかった」だけでも構いません。
ここまで書きましたが、私自身不十分です。
わたしも研鑽に励みたいと思っています。

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