負の感情のただ一つの克服方法とは?

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負の感情とはマイナス面に向かう感情です。

4つの基本的な感情の中で

怒り、不安、悲しみの3つになります。

 

 

負の感情を持ちやすい理由とは

 

4つの感情の中で負の感情は3つもあります。

対して正の感情は喜びの1つだけです。

どうやら人間はもともと負の感情を持ちやすいようです。

 

人間は幸せになるようには出来ていない

 

負の感情を持ちやすい理由を人間はもともと悪だからだ

など、宗教的に考える必要はありません。

理由は単純、生きていくのに必要なのは負の感情だからです。

 

感情はアラームです。

アラームは危険をさっちするために役立ちます。

幸せを感じるための機能ではありません。

 

そのため、人間は負の感情の方が正の感情よりも気がつきやすいです。

例えば、体の中で心地よい場所を見つける事は難しいですが

痛みなどがあるとすぐに気がつく事ができます。

 

正の感情である喜びにはすぐに慣れてしまいますが

負の感情から慣れるのには時間がかかります。

 

正の感情を人間が持つ理由

 

では正の感情を持つ理由とは何でしょうか。

負の感情によって危険を避ける事は必要です。

生きていく中で危険を避ける事だけが目的であれば辛い事ばかりです。

 

そうなったら生きていく気力がなくなります。

それはいくら危険が避けるためであっても生きるためには非効率的です。

 

正の感情がある事で生きていく気力が湧いてきます。

危険を避けるためのアラームである負の感情と

生きる気力になる正の感情、

この2つがあって人間は危険を避けて、希望をもって生きていけるようになります。

 

負の感情に左右されないように

 

負の感情と正の感情について説明しました。

では負の感情に左右されないためにどうすれば良いのでしょうか。

 

負の感情のほうが気づきやすく、正の感情の方が慣れてしまいやすいことを説明しました。

また、負の感情はアラームである事も述べました。

 

では、そもそもアラームとは何をさせるためのアラームなのでしょうか

もちろん、危険を察知するためです。

では、危険を察知して何をするため?

その状況で生きる工夫をしてもらうためです。

 

また、正の感情である喜びはいつ出てくるのでしょうか。

生命に必要な事をしたときの報酬。

しかし、達成した喜びはすぐに慣れてしまうように出来ています。

良い事があってずっと喜んでいるだけのおめでたい生き物だったら淘汰されてしまうでしょう。

 

もう一つ生命に必要な喜びの源泉があります。

それは生命にとって必要な生きる工夫をしているときの充実感です。

こちらは、工夫をし続けているときは続きます。

 

負の感情を避け、正の感情を増やすには

 

どうやら、負の感情を避け、正の感情を持ち続ける事はどちらも同じ方法なようです。

生きるための工夫をし続ける事で充実感を感じる。

ようするに生物としての人間に都合の良い方向です。

 

都合の良い方向にのせられたと思うとだまされた感じもしますが

生きているのはこの生物としての体のおかげです。

せっかく、喜びという正の感情を味わえるようにもなっているのですから

上手くのせられてあげて、喜びを味わうようにしましょう。

 

この充実感をいつ感じるかというのは人それぞれです。

いろいろな活動をして、充実感を感じることを探して行って下さい。

負の感情にとらわれていてもなかなかアラームは止まりませんが、

充実感の方向に向かう事でアラームは小さくなり始め、正の感情が増え始めます。

 

充実感のある活動は負の感情があるときはやる気自体が無い物ですが、

やり始めさえすれば負の感情を減らし、正の感情を増やす事が出来ます。

 

負の感情を減らし正の感情を増やす一石二鳥の充実感の説明でした。

 

 

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2 Responses to “負の感情のただ一つの克服方法とは?”

  1. aspl21 より:

    thinkDr様。aspl21です。自分の負の感情を消す方法をググっていてこちらの記事にたどりつきました。ブログにリンクしたら知らぬまに書き込みされていました(^^;)失礼しました。負の感情やストレスが自分にとっての警笛なのだと思うと、憂鬱や吐き気とも少しはうまく付き合っていけるような気がします。他の記事も読んで勉強をさせていただきます(^^)

  2. […] 負の感情のただ一つの克服方法とは?恐怖とか怒りとか悲しみとか…なくなれば幸せかどうかはわからないが少なくとも悩む時間を減らすことができる。ぐだぐだと悩んでいても何も生 […]

負の感情がなくなればいいのに | hanesoft blog へ返信する


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