部下がうつ病になった時にはその②

スポンサードリンク

次はうつ病の見つけ方についてです。

 

 

 

うつ病の診断期基準

 

何度か説明しましたが大切なことなので

もう一度説明します。

 

精神科に必ず行く必要のある基準は

 

以下の基準を満たす場合は

精神科に通うことを強く勧めます。

 

2週間、継続してずっと

①落ち込んでいる

②興味がなく、テレビが面白くない。

 

落ち込むこと、つまらないことは誰にでもあると思います。

うつ病の場合の違いは2週間ずっとというところです。

 

落ち込んだり、つまらないことがあっても

2週間に1回ぐらいは気分が変わることがあるのが

人間の正常な状態です。

 

うつ病の時は

気分があがることが少しでもなく

落ち込んで、興味を持てないことが特徴です。

 

なぜ、2週間ずっとが大切か

 

なぜ、この2週間継続が大切か。

もちろん連続的でたまたま2週間で区切った

という部分もなくはありません。

 

うつ病というのは落ち込むという症状よりは

気分が持ち上がることに反応しない

という状態になります。

 

長いこと落ち込んでいるかということよりも

気分があがる活動があって

それに反応出来たかということが大事になります。

 

その意味で2週間ぐらいあれば多くの人は

1度ぐらい気分が持ち上がる状態ことが起きることが多いため

 

2週間という期間が診断上重要になってきます。

 

診断を満たすうつ病が精神科に行った方が良い理由

 

精神科に行った方が良いことは説明しました。

なぜ精神科の受診を勧められるのか

 

精神科の薬は依存してしまう?

 

精神の薬というと恐怖感があります。

依存するのではないか。

精神がおかしくなってしまうのではないか。

 

精神科に来る患者さんの多くがそのような心配を持ちます。

これも当然のことだと思います。

 

副作用として多いのは吐き気などの胃腸の症状

依存性の危険も否定は出来ません。

 

確かにクスリにリスクはつきものですが

使わなかったときのリスクは忘れられがちです。

 

大切なのはリスクがあるから避けるというのではなく

どちらのリスクのをとるかを決断することです。

 

ここで、薬を飲む方が良いですよということを簡単には言いません。

是非、避けるだけでなく1度精神科に行かれてから判断する

という方向で取り組んでいくことをお勧めします。

 

診断されることで休む覚悟が決まる。

 

皆さんも何となく調子が悪くて無理をしている中で

医師にかかって診断してもらい

納得して体を休めることができた経験があるかもしれません。

 

うつ病は余計に自覚しづらいです。

辛いけれど何とかなっている状態が続いて

診断されないと無理を重ねてしまいます。

 

精神科に行くことで

診断され、納得することで

始めて休養をとることが出来る方も多いです。

 

診断されて自覚すること

うつ病の治療には大切な要素の一つです。

 

しかし、中には不親切な精神科がいることも確かです。

そのときは遠慮なく、他の精神科医に変わることが大切です。

症状を満たせばまず、1度は受診してみることをお勧めします。

 

スポンサードリンク

One Response to “部下がうつ病になった時にはその②”

  1. […] うつ病の診断については②で説明しました。 […]

コメントを残す


九 − 7 =

サブコンテンツ

このページの先頭へ