くそ真面目と言われないために

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まじめな人がうつになりやすいと言われます。

では不真面目にならないとうつは治らないのか、性格を治さないといけないのかと考える人がいるかもしれませんが、その必要はありません。

まじめでもうつ病に悪いまじめ良いまじめがあり、悪いまじめをさければ良いです。

 

ベキ思考は心に負担

 

うつ病に悪いまじめとは「すべき思考。」を伴うまじめです。これは~すべきと考えてしまう思考です。同時に辛いまじめでもあります。

すべき思考により心に負担がかかります。自分が基準を満たさなかったら、自己嫌悪に陥ります。他の人が基準を満たさなかったら怒りの感情がおきます。

こう説明すると、すべき思考がなければ「朝は8時におきるべき。」「毎日会社に行くべき。」ではなくなって、生活できるわけない、結局不真面目になるだけのようにも感じます。

「朝は8時におきるべき。」では内容は問題ではありません。問題なのは語尾だけです。要するに「朝は8時におきよう。」と思うならば問題はないです。

たかが語尾だと思われるかもしれませんが、実は感情を動かすのは言い方による所がおおきいです。私も精神科の診察のとき言い方に気を付けます。これは丁寧な言い方が良いという訳ではありません。

例えば「何で薬を飲まなかったんですか。」というのと「薬を飲まなかった理由を教えてください。」では与える感情が違います。

辛いまじめは、朝八時におきるべき仕事には行くべき、できない自分はだめなやつだと考えます。

前向きなまじめは、朝八時に起きよう、仕事に行こう。今日は出来なかった。明日はしようと考えます。

先ほどは語尾が問題と言いましたが、朝八時におきるべき、いや朝八時におきよう。と言い方をかえると確かに負担は減りますが、まだ辛いまじめです。

さらに必要な事は自己観察です。考えていて、明日朝八時におきようと思った時は問題なしです。考えていて、朝八時におきるべきだと考えた時には、今負担になる辛いまじめになっていると考えます。

そして、「朝八時におきるべきと考えたんだから今は疲れがたまっているんだな。なら、今日は朝八時におきるけれど、無理はしないようにしよう。」と考えます。

自然と~すべきの辛い真面目から~しようの前向きな真面目に変わったのがわかりましたか。

~すべきと考えた時にはすべきかする必要はないかと考えていくのではなくて、今は負担になっているんだなと考えて、自分のストレスチェックだと思ってください。そうすると次の思考は自然と~すべきから~しように変わっていきます。

 

 

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