ストレスの免疫を訓練する方法

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怒りのコントロールは難しいです。
怒れば人間関係が悪くなり、怒らなければストレスが貯まる。
怒りや不安などに免疫をつける方法です。

ストレス免疫訓練

なにか怪しげな健康法みたいな名前です。
この方法は読んで字のごとくストレスに免疫を付けようと言う訓練です。
免疫とは望まれない侵入物に対して戦う体の防御反応を指します。
無毒化された病原菌を使って体に戦い方を教えることで免疫力を付けます。
同様に、人為的にストレスを発生させて、ストレスに対して免疫を付けようというやり方です。
歴史は古く、ベックの認知行動療法、エリスの論理療法と並んで認知行動療法が作られ始めた時の治療法です。
対象は不安、怒り、PTSDなど多岐にわたっています。
一体どのような内容かと言うことですが、実際には暴露療法と似たようなものです。
しかし、暴露療法がストレスに曝されても平気になることを目指すのに対して、ストレス免疫法では実際にストレスと戦うことで、訓練するという意味合いがあります。
この違いにより、特に怒りなど、自分でコントロールすることが重要になるストレスで特に効果的です。
段階は3段階に別れており
①段階的教育段階
②スキル獲得と定着段階
③段階的暴露とその実践
の3段階になります。
それぞれについて一般の暴露療法との違いに着目して説明します。

概念的教育段階

治療同盟を作り、情報収集をすることは暴露療法と同様です。
その後、セルフモニタリングと階層表を作るところも同じです。
違うところは教育段階になります。
暴露療法では情動が自然に収まっていくことを中心に学びます。
ストレスに曝されても、すぐに回避しなければ、情動は下がることを実感することが大切です。
それに対して、ストレス免疫訓練ではコントロールの対象として学びます。
内容としては、情動のメカニズムに加えその情動の肯定的な側面、否定的な側面を学びます。
それによってコントロールの必要性を強調することになります。

スキル獲得と定着段階

リラクゼーションのやり方を教えることは同じです。
暴露療法では高すぎる情動を下げて、ある程度の情動に対して慣れるための方法です。
一方、ストレス免疫訓練では、セルフコントロールの手段としての強調を行います。
ストレス免疫訓練で重要で独特なやり方として「自己教示訓練」があります。
行動の前に自問自答をすることで自分をコントロールします。
「どのようにしたら怒らないでいられるか。」
「もし怒ってもどうしたらコントロールの範囲に怒りを留められるか。」
「今求めているものを怒らずに手に入れる方法はないか。」
などを行動にうつす前に考える訓練をします。
この自問自答を先に行ってではどうすれば良いかという時にリラクゼーション、アサーションを利用するという流れになります。

段階的暴露と実践

実践の場面は怒りの場合を例にとると以下の3つです。
①反射的に行動化することなく怒りを経験する
これは暴露することと同じです。
怒りを何度も経験することで馴化を起こします。
②すぐに仕返しをせず、怒りに耐える方法
ここからは訓練の要素が強くなります。
活用する方法はリラクゼーションです。
また、自問自答することで
③怒りの感情を恐れない

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