正しいか正しくないかわからなくなった時

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正しいか正しくないか。

このような思考回路になるとなかなか抜け出せなくなります。

 

 

正い正しくないと思考してしまう原因

 

正しいか正しくないか。

人間が考えてしまうのは本能的なことです。

 

正しい、という重要な感情。

 

正しい、ということは人間の思考の中で優先されやすいものの一つです。

時には自分の命を失わせてしまうこともあります。

 

もちろん、正しい、という価値観は非常に大事なものです。

 

しかし、テロが起る時にも正義の名が語られることからわかるように

正しい、と思う価値観は必ずしも間違った方向に進まない訳ではなく

正しさ、を信じる価値観は真実を大切にすることとは違うことも多いです。

 

迷っていては先に進めません。

その時に先に進むための一押し、行動するための理由として

正しいということは大きな力を持ちます。

 

いつまでも迷っていては行動出来ません、

情報が十分ということは無く

いつでも不十分な中で判断しなければなりません。

 

さらに情報を集めること自体も

ある意味では時間の経過を許容するという判断をしていることになります。

 

このような不確定な状況の中で正しいという感覚を持つことは

自分の行動を決定するためにも必要です。

 

正しい、という感覚が足止めになるとき

 

正しい、と信じることで

状況が不十分な中でも行動をとることが出来ます

 

上手く使えば強力な

正しい、と考える思考ですが

 

使い方を間違えれば自分の身を滅ぼしてしまいます。

 

危険なキーワードは

首尾一貫しているいまさら変えられない、です。

 

状況にあわせて正しさは変わっていきます。

どんなに正しい考えでも時間が経てば変わってくる部分もあります。

 

その時にもう一度自分の頭で考えて

正しさを選び直せれば問題は無いのですが

 

正しい、と思う思考に首尾一貫しなければという気持ちが加わると

最初に決めた正しいに引っ張られてしまいます。

 

その結果、自分では正しくないと思ったことでも

首尾一貫という気持ちによって

正しさを守ること自体が価値になってしまいます。

 

正しさ、から機能へ

 

正しさ、の問題点について説明しました。

次には対象法です

 

機能するかどうかという視点の切り替え

 

正しいか正しくないか考え始めてしまった時

機能、に目を向けることを意識してみてください。

 

この機能というのはわかりやすく言うと

役に立つかどうか、です。

 

役に立つかどうか考えるためには主語が必要です

何のために役に立つか。

 

ここに持ってくるものは自分で作らなくてはなりません。

それは人それぞれです。

 

幸せな家庭を作りたい、出生したい

研究をしたい、人の役に立ちたい

 

そのために役に立つかどうかを考えること

それが機能に目を向けることです。

 

正しいか正しくないか、何度も悩むことで先に進めない時

機能の面から考えることも役に立ちます

 

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