決めつけてしまうのは本能的な行動

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何か失敗したとき、失敗したと思うのではなく、やっぱり自分はダメなんだと思ったら、あなたはレッテル張りをしています。

レッテル張りとは、ある結果でその人を~なやつだとしてしまうことで、遅刻したから自分はぐずなやつ

だ、続けられなかったから意志の弱いやつだと思う事です。

これが間違っている思考である理由は逆を考えればすぐに解ります。

 

レッテルを張ってしまうと見えない事

逆に早くおきれたから、自分は行動が早い奴だ、続けられていて意志の強い奴だという事になるでしょうか。

おそらく「今回続けられたからといって意志の奴という訳ではない。その他にも決めた事はやったり、自分の意見を行ったりする事ができる人が意志の強い人間だ。」と考えられると思います。

否定的な時は結果や行動によってレッテルを貼って判断してしまいがちです。続けられないのは意志が弱いからと考えてしまうだけでなく、それは自分が意志の弱い人間だからだとレッテルを張ってしまいます。

今はコーヒーを飲んで楽しんでいるからコーヒー人間、募金をしたからやさしい人間、と一部分を取り出して判断は出来ません。

いつもコーヒ飲むわけでもないですし、冷たい人間がおつりをしまうのがめんどくさいから募金箱に入れただけかもしれません。

 

レッテル張りと本能

 

レッテル張りは本能の一部だったと考えられます。

一度食べてまずかった果物はまずい果物、茂みに隠れて急にこちらに向かってくるのは危険な動物、と反射的に考えないと生きてはいけないでしょう。

この時に次はおいしいかもしれないと思ってもう一度食べると量が多くなって毒を摂取する事になりますし、こんどは危険な行動はしないと考えていると、補食されます。

おそらく、レッテル張りが出来ない個体は進化によって淘汰された事でしょう。特にネガティブなレッテルは素早く張る必要がかってはありました。

しかし、現実の社会では一面的に物事を見ていては逆に淘汰されていきます。

自分自身を認識した人間が自分にレッテルを張ってしまう事で、自分にそのレッテル通りの行動をとらせてしまいます。

ストレスなどにさらされ、否定的になると、高次の脳の機能が働きにくくなり、原始的な脳が優勢になります。

その結果、レッテルを張っていってしまう事になります。
~なやつだ。~な人間だと思ってしまった場合は、今はストレスがかかっているから、レッテル張りをしてしまっているんだな、次は影響されて同じ行動をとるのはさけよう。

と思う事が悪循環にならず、過ごしていく事が出来る方法だと思います。

 

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