選択的注意、気になることを気にしないために

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気になることを気にしないことは難しいです。
気にしないようにしようと思うほど気になります。
選択的注意がこの仕組みに関わってきます。

選択的注意とは

多数の情報から自分の必要な情報を抜き出すことが出来る機能です。
カクテルパーティー効果などとも呼ばれます。
パーティーで様々な声が聞こえていても、話している相手の声がよく聞こえる。
録音の音だと物音がすごく気になる。
など、選択的注意によるものです。
このように選択的注意は人にとって情報収集に必要な機能です。
しかし、選択的注意は同時に弊害ももたらします。
うつ病の時は自分の悪いところばかりに注意が向くようになります。
まずは身体の症状に関してです。
疲労、背部通、頭痛、めまい、胸痛、呼吸困難はよくある症状です。
研究ではこれらの症状であれば25%しか医学的器質因は見つけられないようです。
これらは選択的注意を向けやすい症状であるとも言えます。
感情に対しても選択的注意が働きます。
自己否定、罪責感、後悔などに注意がいくことで、楽しみ、幸せなどがパーティーの雑音となってしまいます。
進化の過程で、効率の良い情報選択のために、途中での選択の変更を犠牲にしています
個体にはそれぞれ選択してもらって、後は淘汰されることで調節する作戦かもしれません。
しかし、人は大脳皮質を持ち、自己調節が出来ます。
選択的注意を持ったままで淘汰される前に行動を変更することが可能です。
では、どうやってこの選択的注意を解除するか。

選択的注意の治療法

これは言うだけならば簡単です。
注意を向けないこと。です。
しかし、人は注意を向けないこと自体が注意を向けていることになります。
シロクマだけは考えないでくださいというとシロクマのことを考えてしまうようになることと一緒です。
また、選択的注意は無意識の過程であるため、向けようと思わなくても注意は向いてしまいます。
従ってそう簡単にはいきません。
段階的にやる必要があります。
①自分の選択的注意に気づく
まず第一段階です。
症状や考えに対してまずは原因を考えることは重要です。
同時に注意を向けているから症状が悪化する可能性も考慮する必要があります。
注意が全く症状に関係しないということはない、と覚えておく必要があります。
②その注意を無くそうとしたり、症状を改善することを目的としない
原因に関しては人は外的なものを見出しがちです。
そして、症状を無くそうと思う気持ちが注意を増してしまうことになります。
③注意をそらすのではなく、症状があっても行動を変えないようにする
これも難しいです。
注意をそらすことは回避になってしまいます。
必要なことはたんたんと行動をこなし、気にしないこと。
一筋縄ではいかない選択的注意の解決法でした。

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