思考停止、頭が回らなくなるときは脳のオーバーヒート

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今回は思考が停止したり、頭が回らなくなるとき

どのような事が考えられ、どう対応するかについて書きます。

 

 

思考停止になる原因とは

 

まずは思考停止の原因についてです。

大きく分けてうつ病の場合と考え方のパターンの問題があります。

 

うつ病になると思考停止になる

 

まずうつ病の時は思考は停止します。

うつ病は脳が動くためのガソリンであるセロトニンが減少します。

 

うつ病は脳のガソリン切れです。

その結果脳は十分に働けなくなります。

 

脳が働かないから思考停止になるわけです。

そのまま何も考えられなければ問題は無いのですが

不安の考えや否定的な考えは嫌でも入って来ます。

入って来た考えをうつ病の状態では処理することが出来ません。

 

その結果不安や否定的な考えはどんどん拡がります

これがうつ病起きる思考停止です。

 

思考停止は脳のオーバーヒート

 

うつ病でなくとも思考停止は起ります。

 

うつ病でなければ不安や否定的な考えはある程度処理できます。

うつ病でないときの思考停止は無理なことを進めたオーバーヒートであることがあります。

 

車にたとえると普通の道路を走る分にはガソリンは足りるけれど

道なき道を進もうとした結果、車が動かなくなる事態です。

 

道なき道を進む事になる場合の多くは

道路に避けて通りたい障害物があったからであることが原因です。

 

感情には一次感情と二次感情があります。

一次感情は最初に生じた感情二次感情はその刺激を受けて生じた感情です。

 

例えば

大きな失敗をしてしまって自信を無くしてしまったあと

その失敗に眼を向けられず周りを責める怒りの感情が生じる場合があります。

 

最初の落ち込みが一次感情で怒りが二次感情です。

一次感情を避けようとすることで二次感情が生まれます。

 

落ち込みが道路の真ん中にあってそれを避けるために

周りを責めるという怒りの道を通ります。

 

その道は間違った道であるが故にいつまでたっても

障害物の反対側に出る事は出来ず

オーバーヒート 思考停止になってしまいます。

 

 

思考停止への対処方法

 

うつ病の場合はしっかりと治療することが必要です。

問題は二次感情にばかり眼を向けてしまうときです。

 

一次感情を避けないことが大切

 

原因は一次感情に眼が向けられず、

二次感情で解決しようとしてしまったことです

道路の障害物を乗り越えなければならないのに

間違った道で避けようとしてしまう事が問題です。

 

間違った道ではいつまでも障害物を越えられることが出来ず

いずれはオーバーヒートしてしまう運命です。

 

これを避けるには

一次感情にしっかりと向き合って乗り越えて行くことが必要です。

 

一次感情と二次感情を分ける

 

乗り越えるためには

どの感情が一次感情でどの感情が二次感情か分けることが必要です。

 

ここでのポイントは

向き合うのが嫌だなと思いがちなのが一次感情

考えたくなるけど思考停止になって解決しないのが二次感情です。

 

自分の失敗に向き合うことは辛い感じがします。

一方悪者探しはどんどん向き合って悪者を探したくなります。

しかし、いつまでたっても怒りははれず、思考停止になります。

 

一次感情に向き合えば

辛くとも解決の方向に進んでいきます。

 

いくら考えても解決せずオーバーヒートしてしまった時は

一次感情は何かを探してみて下さい。

眼を背けたくなる思考があればそれが超えるべき障害物です。

 

一次感情と二次感情を分けて思考停止を乗り切る方法でした。

 

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