更年期障害、閉所恐怖症、体調が悪い、はパニック障害かも?!

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パニック障害とは

 

パニック障害とは【不安】障害の一つです。

急激な不安発作がいつ起こるか、といつも不安になってしまう病気です。

パニック障害を引き起こす発作をパニック発作と呼びます。

パニック発作は多くの人が経験することです。

パニック発作を起こすだけでなく、パニック発作が起きるかもという不安が続く時、パニック障害と呼ばれるようになります。

 

 

パニック発作の診断

 

まずはパニック発作の診断です。

パニック発作とは不安と違い、突発的に生じる不安です。

自律神経の症状は強いため、何かの病気になってしまったのではないかと感じられる事が多いです。

どのような症状かというと

 

①どきどき ②汗がでる ③震える ④息切れ ⑤息苦しさ ⑥胸が痛い ⑦吐き気 ⑧めまい ⑨気が遠くなる感じ ⑩どうにかなってしまいそうな感覚 ⑪死んでしまいそうになる ⑫異常な感覚 ⑬冷感や熱感

 

この13項目の中から4項目を満たせばパニック発作です。

パニック発作は正常な人にも起こる発作です。

3人に1人がパニック発作を起こすとも言われます。

ではパニック障害とはどのような状態をさすのでしょうか。

 

パニック障害になる原因とは

 

繰り返しますがパニック発作は病気ではありません。

パニック発作に対してどのように反応するかが、病気かどうかを分けます。

パニック障害の診断です。

 

何も無くても突然起きるパニック発作が繰り返される

パニック発作が起きる心配が続いて、発作が起きそうな事を避ける。

 

どうしてもパニック発作が問題だと思ってしまいます。

そしてパニック発作を起こさなければ問題は解決すると思い様々な工夫をします。

実はパニック発作ではなく、その工夫こそが病気を引き起こしているということです。

 

この不安障害で大事な考え方は最初は受け入れられないことも多いです。

当たり前です。

自分のした事を無駄だと言われて気分悪くならない人はいません。

さらに、あなたのした事は逆効果だと言われれば、腹が立つでしょう。

自分のした事を否定されてしまっている訳ですから。

 

だまされたと思って、不安を起こさないようにするのではなく

あえて不安を起こしてそれに慣れるように、

不安があっても自分がしたい行動を変えないようにしてみてください。

 

パニック障害と間違われやすい病気

 

治療のことで大事な事だったので話はそれました。

パニック障害自体の説明をすすめます。

 

更年期障害、閉所恐怖症

 

パニック障害の症状は自律神経症状です。

更年期障害などと間違えられやすいです。

更年期障害だからしょうがない。

なんとか、調子がいいように発作が起きるところには行かないようにしよう。

パニック障害と気づいていない事によって、症状は悪化してしまいます。

 

閉所恐怖症もです。

その恐怖ががパニック発作の形をとり、パニック障害を満たせばそれはパニック障害です。

自分は狭いところが苦手だから行かないようにしよう。

パニック障害と気づいていない事で同じように症状が悪化します。

 

その他の体調が悪い

 

具体的な病気だけではありません。

パニック障害という名前を知らなければ、調子が悪いなどで片付けられる事も多いです。

なんか、人ごみが苦手なんだよ。

乗り物は苦手。

狭い部屋は自分はいやなんだ。

それらもパニック発作かも知れません。

 

上記のパニック発作、パニック症状の基準を満たせばパニック障害です。

知らずに過ごすと工夫を続けて悪化する事があります。

気づいたら、お近くの精神科、そして【認知行動療法】を試してみてください。

パニック障害の診断、見つけ方についての記事でした。

 

 

 

 

 

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