4人に1人の恐怖症|80%は治療可能?

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恐怖症とは

 

恐怖症とは特定の物や状況に過度の恐怖を持つ疾患です。

とてもありふれた病気で、多く見積もれば

25%がなんらかの恐怖症を持つとも言われます。

By: Jimmie

 

恐怖症の診断

 

診断基準です。

解りやすい事を重視しているのでやや不正確になります。

特定の物や状況に対して過度の恐怖を持つ

恐怖の対象に暴露されると直ちに不安が生じる

自分でも怖がり過ぎだという事を解っている

恐怖の対象を避けているか必死で我慢している

生活に支障が出ているか、強い苦痛がある。

 

恐怖が10分程度の短く、強い不安発作であり、

いつ発作が起こるのかと心配になっている場合は【パニック障害】

恐怖が対人関係であれば【社交不安障害】と診断されます。

 

恐怖症は男性よりも女性に多く見られます。

発症する年齢は面白い事に何が怖いかによって違います。

例えば、注射への恐怖は5歳〜9歳で

飛行機への恐怖は20代の半ばとも言われます。

また、家族で同じ物が怖くなる事も多いそうです。

 

恐怖症の人の例

 

恐怖症の人の例を挙げます。

恐怖症の中で注射恐怖はとても多いです。

注射だけが怖い事が多いので普段の生活では全く困りません。

 

多くの人はきっかけがあります。

予防注射の時に怖くなりすぎて気絶してしまった。などです。

その後は予防注射のたびに怖くなります。

そして、予防注射や採血を避けるようになります。

その日は休んだり、病院へはなるべく行かないようにしたり。

 

このような恐怖は「回避」していると対象が広がっていくと言われます。

注射が怖いと思って病院に行くのを避けていると

病院に行っただけで気持ち悪くなったりします。

 

徐々に範囲が広がり、治療が必要なのに病院に行くのが怖くて行けない

となると日常生活に支障を来します。

こうなると、恐怖障害の診断を満たすということになります。

 

恐怖障害の様々なタイプ

 

恐怖障害には色々な対象があります。

診断基準では5つのタイプに分類されており、

動物型

自然環境型(高所、嵐、水)

血液、注射、外傷型

状況型(飛行機、エレベーター、閉ざされた空間)

その他

と区分されています。

 

恐怖症の治療

 

恐怖症の治療としては【認知行動療法】です。

恐怖症はありふれていて、病気として自覚されることは少ないです。

また、自分はこれが嫌いだから、と性格だと考えている人も多いです。

 

とてももったいないと思います。

というのは、恐怖症というのは最もありふれた病気であり

最も治療に反応しやすい病気だと言われます。

実際に認知行動療法で70〜85%改善するとも言われています。

 

暴露療法

 

認知行動療法野の中でも暴露療法が効果があると言われます。

暴露療法について説明します。

暴露療法は中途半端にやると不安があがるだけという点もあるので注意してください。

不安が下がる前に逃げてしまわない事が非常に大切です。

 

やり方はすべて不安が下がる前に逃げてしまわない事が目的です。

まずは階層表を作ります。

階層表とは不安の対象を怖い順に並べたものです。

その横に不安をまったくない0〜考えられる限り最高の100までで表します。

例に挙げた注射恐怖の場合を例にします。

 

①注射の絵を見る  40%

②注射の動画を見る  50%

③病院の前をうろつく  60%

③病院を見学に行ってみる 70%

④病院を注射なしで受診してみる 80%

⑤病院で他の人が採血されているのを見る 90%

⑥実際に採血される

 

階層表は人それぞれです。

また、やってるうちにこっちの方が怖いと変わってきます。

臨機応変に組み替えてください。

 

目安としては

恐怖が30%になるまではその不安な状況に居続ける事が必要です。

そして、始める前の不安が30%になればその課題は卒業です。

 

一つの課題をこなして、その次の課題が怖すぎてできないことがあるかもしれません。

そのときはなるべく課題を細かくします。

例えば病院に行くのが怖すぎるときは

人と一緒に行く、自動ドアだけあける、

不安が下がる前に逃げてしまわないように調節する事が大切です。

 

暴露療法の重要なポイント

 

暴露療法を行う時に重要なポイントがあります。

それは、お守りやおまじないをしないこと、です。

上手く行かないときは何らかのお守りやおまじないをしている事が多いです。

お守りや不安をしないのはものすごく不安です。

そのため、自分で気づくのは非常に難しいです。

少しでも用意しておきたいなと思う物はすべてお守りである事が多いです。

ここが自分でやる時に難しいので本格的にやるときは精神科などの受診をお勧めします。

 

どのようなものがお守りになるのかというと

・薬を持っておく

・いつも携帯を手放さないようにする

・だれかと一緒に行く

・心のなかで大丈夫と繰り返し唱える

これらがある場合は、出来るようになってからやめてみよう、ではなく。

お守りやおまじないが無くても出来るところまでレベルを下げる、ことが重要です。

 

恐怖症について、暴露療法の紹介でした。

 

 

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One Response to “4人に1人の恐怖症|80%は治療可能?”

  1. OKAJIMA より:

    血液・注射・外傷型の階層表のようなエクスポージャーをするだけでは治しにくいと思います。失神の条件反射をまず押さえてから。
    http://www.fuanclinic.com/harai_h/harai_q62.htm

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