トラウマを解消して治療するための1つの心構え

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トラウマとは精神的な外傷のことです

精神に影響を与える記憶がトラウマと呼ばれ、

体だけでなく、心も傷を負うものという考えです。

精神分析の創始者フロイトから広まりました。

 

 

トラウマとPTSD

 

過去の記憶による精神科の疾患にはPTSDがあります。

PTSDとは【不安】を生じさせる病気の一つです。

診断基準は【PTSD】に詳しく書きました。

もう一度簡単に説明すると

 

過去に強い恐怖を感じる記憶がある

①それがいつもフラッシュバックされる

②思い出しそうな刺激を避けたり、反応が鈍くなったりする

過敏性が高まってイライラしやすい

 

などの項目が挙げられます。

これは正常な反応で事件の1週間後ならほぼ全員に認められますが

半年ぐらいたてば、多くの人が回復すると言われます。

半年を越えれば自然に消える事は少なくなり、治療が望まれます。

 

トラウマとPTSDの関係ですが

トラウマがひどくなって診断基準を満たすようになるとPTSDになります。

 

体の傷もほとんどは放っておけば治りますが

気になって何度も触ってしまったりすると化膿して治りにくくなります。

トラウマも同様で対応方法によってすぐ治ったり、PTSDになったりします。

 

トラウマがPTSDになってしまう原因

 

これも【PTSD】で説明しました。

恐怖の記憶、トラウマ、PTSDは体の傷で言うと

ぶつけた痛み、すぐ治る傷、化膿した傷、となります。

ひどくぶつかったり、ぶつかったものが鋭利であれば傷となるのは避けられません。

しかし、傷が化膿しないようにするのは工夫が出来ます。

 

トラウマの場合で考えてみましょう。

ぶつけた痛みである怖い記憶は一時的なものです。

傷であってもトラウマであれば時間がかかるときもありますがいずれ治癒します。

このトラウマを何とかしようと触ってみたり、何度も消毒してみたりすると化膿します。

 

このトラウマを何とかしようとすることを「回避」と言います。

トラウマについて必死で思いださないようにしたり、アルコールを飲んで忘れようとしたり。

この回避によってトラウマが化膿してPTSDになります。

 

新しい傷の治療法とトラウマの治療

 

傷の治療は最近は常識が変わってきました。

傷は消毒せず、どんどん洗い流す。

その方が傷の治癒は早くなるそうです。

 

トラウマの治療も同じです。

初期であれば、精神科の治療やカウンセリングといった

消毒にあたるものは必要ありません。

必要なのは

トラウマを思い出す事を止めない事、です。

 

【認知行動療法】での治療は暴露療法が有効とされています。

脳が何度も思い出してしまうのはある意味自然治癒力が働いているとも言えます。

その過程を邪魔しないで、

怖いけど、これでどんどん治そうとしているんだ。協力しよう。

と言う気持ちが大切です。

 

体の傷と比較したトラウマへの対処の仕方でした。

 

 

 

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