自尊心を持つためには

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自尊心が高い。自信がある。  どういう印象を受けますか?
えらそう、意識高い系、見かけ倒し、かも知れません。
この中で自尊心を持つ事はうつ病の時は簡単な事ではありません。

自尊心

自尊心とは自分の事を自信に思う感情です。
自尊心は様々な病気の「脆弱性」の一つになります
その結果としてうつ病になりやすく、さらに自尊心が低くなる
という悪循環にはまってしまう事が問題です。
自尊心というと意識高い系などの印象がありますが
必要な自尊心は自分を受け入れる事です。
意識高い系など、現在の自分より大きく見せたいなどの感情は
どちらかというと自尊心がない
と言えるかもしれません。
意志高い系は自尊心と同じ意味のようにとらえられてしまう事があります。
そうすると、「調子に乗ったらダメだ。」
などと考えて、自尊心の方も下げてしまいます。
この意味でも自尊心の定義は大切です。
自尊心とは現在の自分を大きく見せる事ではなく、
ありのままの自分を受け入れる事
、です。

アドバイスと自尊心

自尊心の意味について説明しました。
さらに難しいのは認知行動療法を受けているときです。
自尊心を自分を優れていると思う事、と感じる人は多いです。
意味では違うと解っていてもこれは実感は難しい。
この結果として、自分がアドバイスをもらってしまう事で自尊心が下がる。
という事になってしまいます。
私も注意されたりすると自尊心が下がってしまいます。
学生時代「評価」される事になれてしまい、同じ価値観を持ち続けてしまいます。
アドバイスや注意などは「改善するための情報」です。
そう考えると、貴重なものな気がしませんか?

自尊心を損ねては治療効果がない

治療者側もこれはしっかりと考えなければならない事でしょう。
逆に相手に注意することやアドバイスをする事は
悪い意味での自尊心、意識高い系から生じてしまう動機でもあります。
受ける方に余裕があれば
それでも「改善点」ではあるから相手の性格は大目に見て利用しよう。と思えますが、
落ち込んでいるときなどは難しいです。
自尊心を損ねてしまってはどんなアドバイスも逆効果です。
むしろ適切なところをつけばつくほど損ね方が大きいとも言えると思います。
この意味で自尊心を損ねないようにとは注意しすぎるぐらいが必要かもしれません。

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