心が弱い人も心が強い人も心が折れてしまう理由とは

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私は心が弱い。

よく使われる言葉です。

今回は、心が弱いとはどういうことか考えてみます。

 

 

心の弱さと病気のなりやすさ

 

心が弱いと【うつ病】とか【不安】になりやすい。

だから心が弱いのはダメな事だ。

考え方としてはわかりやすく、常識的です。

 

心が弱いとは

 

いったい心が弱いとはどういう事なのでしょうか。

ストレスに弱いことが心が弱いということ。

納得出来る感じがします。

しかし、ストレスに強いか弱いかということを測るのは簡単ではありません。

 

その人にとってどのくらいのストレスなのか

ということは外からは推し量りにくい事が多いです。

 

ストレスへの強さを見極める事は簡単ではないので

心が弱い人と言われるひとの多くは「弱音をはく人」が多いと思います。

 

「辛い、もうダメだ。」

「もう仕事に行きたくない。」

「もう、無理。」

心が弱い人といわれるのはこのような人ではないでしょうか。

 

 

実際に心が弱い人、弱音をはく人はうつ病になりやすいのでしょうか。

じつはうつ病になる人を見ているとそうでもなさそうです。

 

心が弱いと病気になりやすいわけではない

 

ストレスに弱いとは、折れやすい木、で例えられます。

 

外から見て強そうで、力を加えてもびくともしない木でも

ある一定の力以上がかかると突然ぽきっと折れる木があります。

逆に力を加えるとすぐ曲がるけど

力をさらに加えてもなかなか折れない木もあります。

 

人も同じで

弱音を吐かなくとも突然、うつ病になる人や

弱音を吐いてはいるけど、うつ病にならない人がいます。

 

どうやら心が弱いと思われがちな弱音を周りにはく人が

うつ病になりやすい訳ではないようです。

 

心の弱さを大切にする。

 

心の弱さについて木の例で説明しました。

全く曲がらない木でも折れやすいですし

少しの力で曲がる木もまた折れやすいことが多いです。

 

太くて丈夫な木だけれどびくともしないというよりは

力を加えると少し曲がるぐらいが折れにくい感じがします。

 

これは人間で言うとどのような人なのでしょうか。

しっかりとして弱音をはかないように見えるけれども

辛いときは少し弱音をはける人がうつ病になりにくいと考えられます。

 

2つのタイプのうつ病と折れやすい木

 

考えてみると実際にうつ病になる人も

突然ぽきっと折れるか

いつも曲がっていてよわくて、やっぱり折れてしまうか

の2パターンがあり

 

突然折れるタイプは、古くからあるうつ病

よく曲がるタイプは新型うつ病と診断されることが多いです。

 

研究でも、「弱音をはく」ことはうつ病のリスクにはなりませんが

自己否定感はうつ病のリスクです。

全く誰にも弱音をはかなければ密かに自己否定感は高まりますし

弱音を周りにはきまくっていても自分に自身が無くなります。

 

心が弱いのを治す、すなわち、弱音をはかないよりは

自己否定感が強まらない程度に弱音をはく

というのが折れにくい木になる秘訣かもしれません。

 

 

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