社交不安障害と内気な性格
社会不安障害の診断
社会不安障害とは人との会うのが怖いという病気です。
人に会うと緊張するという症状は誰にでもあるものです。
それが社会不安障害になる条件があります。
①他人の注目を浴びる恐怖
②①の時はほとんどいつも恐怖が出る
③①の状況を避けていて、日常生活に支障をきたしている。
このように他人の注目が怖いだけでなくそれを避けて日常生活が困るようになったら社会不安障害と診断されます。
病気かどうかではなく日常生活に困るようになったら診断しましょうということです。
内気な性格と社会不安障害
内気な性格だと答える人は米国でも40%とのことです。
日本だと半分は越えそうな感じがします。
内気な性格というのは陰キャラなど呼ばれることもあります。
しかし、最近では日本に栗原類がいますし、
外国でも「内気な人のパワー」を強調するスーザン・ケインという人もいます。
最近では「内気」の価値が評価されてきているようにも感じます。
そうは言っても外出できないほどでは困ります。
何がきっかけで状況がひどくなってしまうのか。
一つは悪循環を引き起こしてしまうということです。
知らない人との接するのは緊張します。
そこを頑張って話すと、思ったより大丈夫だった、とか緊張したけど何とかなったと思えます。
これを、緊張するからやっぱり話すのやめようとなってしまうとどうでしょうか。
自分はやっぱり話すのは無理なんだと思って、次に話す時の恐怖は増加します。
内気な人は強みの一つですが、話すのをやめる「回避」が続いてしまうことで障害となってしまいます。
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