心の健康のためにストレスを無くそうとしてはいけない2つの理由

スポンサードリンク

心が健康な状態とはどのような状態なのでしょうか

今回は心の健康について考えます

 

 

ストレスを無くすのは健康的ではない

 

まず、思い浮かぶのはストレスが無い状態が健康な心と思う人は多いかもしれません。

しかし、ストレスが全くない状態は不安を高め

さらにストレスを無くそうと意識する事も心には負担になります。

 

適度なストレスは健康に良い

 

ストレスが全くない状態では脳や体への刺激がありません。

人間は何も刺激が無いと頭の中をぐるぐる考えが回ってしまいます。

 

以前は仕事をしていてストレスを感じていたけれど

いざ仕事をやめてみると、今度は色々考えすぎてしまって

余計辛くなった気がすると言う人は多いです。

 

心は考えるのをやめる事が出来ないように

走るのをやめると倒れてしまう自転車のような物かもしれません。

 

自転車をこぐのが疲れるように

何かに向かっていく事はストレスがかかります。

しかし、疲れるからといって止まってしまうと自転車でバランスをとるのが難しいように

何か向かっていくようなストレスが無いのは心のバランスをとるのは逆に難しいです。

 

それよりは適度なストレスと刺激があり

熱中出来る物が合った方が安定するのが心の性質なようです。

 

ピンクの象だけは考えないでください

 

出来ましたか?

ピンクの象だけは考えないんです。他の事は何でも考えてください。

ただ、ピンクの象だけはダメです。

 

ピンクの象を考えないように使用と意識するほどピンクの象が思い浮かびませんか。

 

このように心の性質として何かを心からなくそうと意識すると

余計にそれに注目して行ってしまうという性質があります。

 

ここにもストレスを無くそうと意識する事の弊害があります。

 

ストレスを無くそうとして、何がストレスか考えていき

そのストレスを解消する方法を考えていく。

一見正しい方向に進みそうです。

 

もちろん、あまりにも大きなストレスを抱えている場合は

そのストレスを解消する事は心の健康に大切です。

しかし、小さなストレスも全部無くしていこうとし始めると

ピンクの象を意識する状態になってしまいます。

 

どこにストレスがあるか、どうやったらストレスが無くなるか

考えるほど心はストレスの方に目が向いて、ストレスでいっぱいになってきます。

 

心の健康を保つために

 

ストレスが無い状態は心の健康に悪い事

ストレスを無くそうとしすぎる事は心の健康に悪い事

を見てきました。

では、心の健康を保つためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

それは

ストレスがありながらも自分の行きたい方向に向かっている事

です。

 

ストレスを無くそうとすること自体ではなく、

自分が行きたい方向に障害があれば解決をすれば良いです。

 

ストレスを無くそうとする事に意識を向けるよりも

自分がどうしたいかということに意識を向ける事、

【認知行動療法】における心の健康の保ち方でした。

 

スポンサードリンク

コメントを残す


1 − 一 =

サブコンテンツ

このページの先頭へ