パニック障害をすぐに治す薬は安全か?

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パニック障害の時の薬についての説明です。

パニック障害の時に飲む薬には注意が必要です

 

 

パニックを抑えるための薬

 

パニックを抑えるための薬として使われるのが

ベンゾジアゼピンです。

 

ベンゾジアゼピンの効果

 

ベンゾジアゼピンは脳内のGABAの働きを強める薬です。

 

GABAは脳の中で、興奮を抑えるメッセージを伝える役割をします。

ベンゾジアゼピンはGABAを介して脳の興奮を抑えます。

 

興奮が抑えられるとリラックスした感じになります。

その結果パニック発作の症状も抑えられることが

ベンゾジアゼピンの効果です。

 

ベンゾジアゼピンの危険性

 

飲んだらパニックを抑えられるのであれば

どんどん飲めば楽になりそうな感じはします。

 

しかし、ここがベンゾジアゼピンの落とし穴です。

 

薬を飲んで楽になる経験をすると

薬が徐々に手放せなくなります。

 

次第に症状が酷くなる前に薬を飲みたくなります。

症状が出そうな兆候に敏感になっていきます。

 

薬を飲む事によって

パニック発作がの感覚にどんどん敏感になること

これが大きな問題です。

 

ベンゾジアゼピンでパニックが悪化する

 

パニック障害という病気は

神経が過敏になってパニック発作を起こしてしまう病気です。

 

最初はベンゾジアゼピンによって

症状を抑えようとしていたはずですが

いつの間にか薬を飲むこと自体が神経を過敏にさせてしまうことになります。

 

薬を手放せなくなるだけでなく

パニック障害を悪化させてしまう可能性もあるわけです。

 

薬とうまく付き合うには

 

ベンゾジアゼピンの危険性について説明しました。

ではどうやって薬を飲んでいけばいいのでしょうか。

 

薬自体が危険なわけではない

 

ベンゾジアゼピンの危険性はありますが

これは薬が悪い訳ではないです。

 

ベンゾジアゼピン自体は副作用はもちろんありますが

すごく危険な薬というわけではありません。

 

また、神経を敏感にさせると言う意味では

症状を抑えたり、予防したりすることが問題です。

 

その意味では

ベンゾジアゼピンであってもラムネであっても漢方薬であっても、おまじないであっても

敏感にさせてしまうため、ベンゾジアゼピンが悪いと言うわけではありません。

 

症状を消すために飲む、予防のために飲む

と言う事が問題になります。

 

症状が出てから飲むようにする

 

守って頂きたいことは

症状が出てから飲むようにすると言う事です。

 

症状を無くしたいから

症状が出ないようにしたいから

飲む事は悪化の原因です。

 

ベンゾジアゼピンがあるから

発作になってもまあ、良いか

と思えるために薬を飲むようにして下さい。

 

パニック障害の薬との付き合い方でした。

 

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One Response to “パニック障害をすぐに治す薬は安全か?”

  1. […] パニック障害をすぐに治す薬は安全か?でした。 […]

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