パニック障害の時の抗うつ薬は何のため?

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パニック障害の時にうつ病の薬が使われることがあります。

今回はパニック障害の時のうつ病の薬についてです。

 

 

なぜうつ病の薬をパニック障害で飲むのか

 

パニック障害の時うつ病の薬が使われることがあります。

何でかなと思われている方もいると思いますので

簡単に説明させて頂きます。

 

パニック障害ではSSRIがよく使われる

 

パニック障害で使われることが多い薬は

SSRIと言う薬です。

 

パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ

まだまだ多くの薬があります。

 

うつ病の薬と聞くとどういうイメージを持つでしょうか

精神にきく、依存になる。怖い感じがします。

 

それで辞めてしまわれる方もいるかも知れません。

そして安定剤と言われるデパスなどは効くから飲んでしまう。

そんな方、是非この後も読んでいって下さい。

 

うつ病の薬の効果

 

うつ病の薬はセロトニンという脳の物質に働きかけます。

 

うつ病の時はこのセロトニンが少なくなって

脳の働きが悪くなると言われます。

 

パニック障害はうつ病と一緒に起りやすい疾患です。

病気としては別の病気ではありますが、

うつ病の時と同じようにセロトニンの働きが落ちている場合もあります。

 

セロトニンが減ることで人によってはうつ病になったり

パニック障害の症状になったりする。という事です。

 

脳の働きが悪くなると不安をうまく解決できず

それによって落ち込んでしまう人もいれば不安でパニックになる人もいます。

 

うつ病の薬はパニック障害でも

脳の働きを良くすることでパニック障害を治します。

 

パニック障害でうつ病の薬は危険か

 

昨日の記事が

パニック障害をすぐに治す薬は安全か?でした。

パニック障害でうつ病の薬はどうでしょうか。

 

うつ病の薬は効果の出方が違う

 

うつ病の薬は残念ながら飲んですぐ効くというわけにはいきません。

 

逆に飲んだらすぐ出るのは副作用である

便秘や下痢です。

 

しかし、時間がたつに連れてセロトニンが増えてきて効果が出てきます。

 

一方すぐに効く安定剤は長い目で見ると

パニック障害を悪化させてしまうことがあります。

 

うつ病の薬の方は長く飲むことで

パニック障害を悪化させることはない薬です。

 

うつ病の薬は安定剤であるベンゾジアゼピンよりは

依存になりにくい薬です。

 

うつ病の薬を飲みつつたまに安定剤を使う

 

必要なのは使い分けです。

 

うつ病の薬は飲み続けることが大切です。

良薬は口に苦しといって、嫌な症状も出る抗うつ薬です。

しかし、しっかり飲む事で段々脳の働きを良くしていきます。

 

一方の安定薬は飲み続けない事が大切です。

癖になって止まらないものは体の害になることが多いです。

毎日飲みたくなるところをグッと我慢して必要な時だけ飲むようにして下さい。

 

パニック障害でのうつ病の薬の効果についてでした。

 

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