目標を紙に書くと実現する、の真実とは？
このサイトでは何度か言葉の呪いについて説明しました。
今回はこの呪いの効果を味方につける方法です。
その過程で目標を紙に書くと実現する、ことの真実も明らかにしていきます。
言葉の呪いを自分にかける
言葉の力は縛る力です。
知らないうちに自分の言葉にとらわれてしまいます。
言葉にとらわれる
言葉にとらわれるという言い方をします。
例えば「でも」という言葉があります。
外に出たい、でも、頭が痛い。
外に出たいと、頭が痛いを並べただけなのに
でもの言葉を使うと外に出られないような感じがしてきます。
これを逆にして
頭が痛い、でも、外出したい
となるとたちまち外に出れそうな気がしてきます。
皆さんも最初は体調が悪いなと感じる程度だったのが
インフルエンザと診断されると更に辛くなった人もいるかも知れません
逆にインフルエンザと診断されて安心することで
少し楽になった人もいるかも知れません。
どちらにしてもインフルエンザというただの言葉によって
言葉は自分の体調に影響を与えます。
言葉の呪いを自分にかける
この言葉の呪いは自分にかけることも出来ます。
しかし、言葉は多くは低きに流れ、なかなか定着しませんし
油断するとすぐに出てくる考えは悪い呪いの方の言葉であることが多いです。
言葉の力を強くする方法があります。
それが宣言すると言う方法です。
外に出たい、でも、頭が痛い、も
自分で考えているだけでなく人に言ってしまえば
外に出たら頭なんか本当は痛くないように思われてしまう感じがして
それこそ本当に外に出れなくなります。
他の人に宣言して言葉の威力を増す
言葉の呪いは人に話すことで
更に強力になると言う事を話しました。
目標は人に話せば叶う
自己啓発本でよく聞く言葉になってしまいました。
紙に書いたり、人に話したりすると目標は叶う。
言い古された言葉でもあります。
本当に目標が叶うかどうかは分かりません。
社長になりたいと言えばなれる
総理大臣になりたいと言えばなれる
実際に確かめてはいませんから嘘と言い切るのは出来ませんが
人に伝えたり、紙に書くことで
必ず目標が叶うと言うことまでは出来なさそうです。
宣言すれば呪いがかかる
しかし、宣言をすることで
言葉の呪いにかかることは確かです。
外出したい、でも、頭が痛い
を入れ替えて
頭が痛い、でも、外出したい
と言うと、言った手前外出しなければならない感じがします。
総理大臣になるなどは自分1人で出来ることではありません。
しかし、外出するという事は自分で出来ることです。
自分1人で出来ることは
宣言して人に伝えることで
言葉の呪いの力で外出する確率を上げることは出来ます。
言葉は道具に過ぎない
言葉というのは生きるための道具に過ぎません。
外に出たい、でも、頭が痛い
外に出たい、でも、だるい
言葉によって自分の行動を決められてしまうよりは
もし、本当に外に出て行きたいのであれば
頭が痛い、でも、外に出たい
だるい、でも、外の出たい
と使い方を変えてみませんか？