躁うつ病で大切なこと
躁うつ病の診断
躁うつ病は「躁」と「うつ」が繰り返し出てくる病気です。
うつの方の症状は【うつ病の診断】と同じですので、今回は「躁」の方を説明します。いつも通り、正確よりも解りやすいを優先しています。
①異常にハイテンションになる
②自分に自信をもち、リスクの高い行動を繰り返す
③話しすぎたり、考えがどんどん湧いてくる
④寝なくても平気
これらの症状を満たせば躁病になるんですが、躁病のひとはこれらを満たしても自分が病気かもと考えることはありません。
むしろ今が本来の自分だと考えていることが多いようです。
しかし、ここでやり過ぎてしまったことはうつの時に何度もくよくよ考えてしまいます。
躁うつ病の特徴
躁うつ病はうつの期間と躁の期間が入れ替わりに生じます。
うつの人はうつになったり、普通の状態になったりを繰り返します。
この二つの病気はどちらかにはっきり分けられるものではなく、どちらかというとうつだけの人とどちらかというとうつになったり躁になったりする人がいると言われます。
躁うつ病のひとは昔から、気分の変動がある人が多いです。
困る程度まで躁になってしまえば障害を来しますが、ある程度の気分の変動であれば、自分で調節されている方もいます。
むしろ、そのときのエネルギーを利用するので会社の社長などにも多いとも言われます。
しかし、失敗も多く、うつだけの人よりもハイリスクな正確傾向であると言えるでしょう。
躁うつ病で気をつけること
躁うつ病で必要なこと、特に躁で必要なことは心理教育であると言われます。
躁病の時に自分が病気であるという感覚「病識」は失われてしまうと言われます。
そのため、はめを外して、失敗をしてしまうことになります。
コントロールさえ出来れば、気分の変動は最小限に押さえられます。
自分の気分に自分で気づくための自分の教育、これが躁うつ病で大切なことになります。
躁鬱のなおしかた