座禅でわかる、人間の思考の2パターン

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人間の思考法には2つしかありません。

一つは意識的に考える思考でもう一つは自動思です。

意識的に考えるのはこれがこうでこれがこうでとかんがえていく時の考えで、自動思考とは勝手に浮かんでくる思考のことです。

見分けるのは難しくなく、どちらかわからない時は考えるのをやめればわかります。

この時に役に立つのが座禅です。

 

座禅で思考コントロール

別に寺に行ったり、正座したりする必要はありません。

何も考えないようと思えば良いです。

もしくは【認知行動療法】ではレーズンエクササイズという方法もあります。

それでもどんどん出てきて止められなければ、それは自動思考です。

自分で意識的に考えているというものがじつは勝手に出てくる自動思考に影響されているだけだったと気づく事ができます。

人間は考える事が出来ます。人間を形作る要素ですが、副作用としていつも考えざるをえないとも言えます。

悩んで考えている時、それが自動思考であれば、反応と考えの間のようなもので、感情も伴うため、自分で行っているというよりも起こさせられているものです。

自動思考の正体とはストレスからなんとかのがれようとする脳の働きかもしれません。

動物であればストレスを感じるのはえさがなかったり、肉食動物に教われたりする時なので、逃げれば解決します。

しかし、社会においてはストレスを感じたらすぐ逃げることはできません。

失敗したり、緊張したり、不安なとき逃げれば解決するのではないのが人間の辛いところです。

ストレスから逃げろ、という自動思考を押さえるためには逃げなくても良いと安心させなければなりません。

そのため、納得できる理由を探す必要があるのですが、

自動思考のときは肯定の材料を探していることが多く、良い結論は生まれにくいです。

しかも納得の材料は自動思考の気が済むまでいくらでも見つけなければなりませんし、どんなに探しても納得できる情報がない時もあります。

では、どうすれば良いか。

 

制御から受容へ

 

納得させるのではなく、客観的に勝手に出てくる自動思考を、「あ、今不安だからこう考えているんだな。」とみれば良いわけです。

人間の思考の力は自動思考に左右されている時よりも、客観的に見て原因を探そうとする時に発揮されます。

悩みすぎている時は考えるのをやめてそれでもどんどんでていくるときは、自動思考かなと考え、流されて考えていくよりもどうしてそう考えてしまうのかと考えた方が実りがあるかもしれません。

 

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