考えすぎる、ことで不安にならないために

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考えないための方法は説明しました。

今回はそれでも考えてしまう時の対処方法です。

考えすぎることはある意味麻薬です。

 

 

考えすぎることが不安から逃げる手段になる

 

考えすぎる、ことはあまり良い影響は与えません。

どうしても考える時間が長くなると「反芻」になってしまいます。

反芻とは2分以上続いて考えた後に気分が悪くなる悪い思考です。

これに加えて考えすぎることは癖になってしまうという特徴があります。

 

「回避」として不安を逸らすために使われる。

 

この「反芻」は【不安】の感情と強く結びついており

不安を何とかするための逃げの方法【回避】

として使われてしまいます。

 

不安になった時に耐えきれず

あーでもない こーでもない と考えたくなります。

 

不安でしょうがない時、反芻する事で不安を一時的に押さえたり

不安を紛らわすことが出来ます。

 

しかしこの「回避」によって落ち込んだ気分になれば

麻薬中毒者が麻薬を一次的につかって楽になるようなもので

長い目で見ればより不安が強くなります。

 

考えすぎることの悪さは説明しましたが

それでもどうしても考えすぎてしまうときはどうすれば良いのでしょうか。

 

まとめて徹底的に考える

 

方法としてはまとめて考える時間を作ることです。

 

「回避」はすればするほど癖になって

麻薬のように「回避」せずにはいられなくなってしまいます。

 

長い時間考えてしまいたくて我慢出来ないとき

徹底的に考える、という方法が有効です。

表現としては飽きるほど考えてしまうことです。

 

時間はいつでもいいので邪魔が入りにくい時間が良いでしょう

そこでは最低30分、徹底的に考えて下さい。

いつもは「回避」で考えさせられていることを自分からどんどん不安になっていく

考え方を先取りします。

 

誰かに嫌われているのかもしれないと思ったときはそこで止まらず

いや、嫌われていないかも、と考えるようなこともしないで徹底的に

 

絶対嫌われている、嫌われたらクビになってしまう

そしたら一家が破産だ。もう死ぬしかない。

途中で「いや、そんなことはない。」と思うことはせずに最後まで到達します。

 

そうすることでこの破局的な考えに飽きてしまうことが目的です。

そして不安になったときに考えすぎるという麻薬を使わないようにして下さい。

徹底的に考え抜くことで不安に飽きるための方法でした。

 

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3 Responses to “考えすぎる、ことで不安にならないために”

  1. KC より:

    以前書き込みをしたKCです。1ヶ月前に出産をして,まだ田舎に里帰り中です。もうすぐ大阪市の自宅に帰らなければいけませんが,不安と後悔で毎日苦しいです。
    具体的には,私は大阪で子育てできる自信がないのです(不安)。だから,自分の田舎で公務員試験に応募したつもりだったのですが,パソコンの不具合で応募できていませんでした(後悔)。
    昼は育児で忙しく気が紛れているのですが,朝目覚めると,徹底的に考えてしまいます。先生の説では,徹底的に考えるのは良いことのようですが,実際には苦しいです。具体的には,
    「あの狭いマンションで子育てをしたら,きっと育児ノイローゼになる。交通量が多いから,きっと子どもが事故で大怪我をするに違いない。」「田舎の公務員試験に願書を出せば,きっと合格していた。でも,願書を出せなかったのだから,大阪市に戻って育児ノイローゼになる運命なんだ。きっと夫ともうまくいかず,子どもも不幸になる。」
    といった考えです。
    朝を迎えるのが毎日,苦しいです。対処方法があれば教えて下さい。

    • thinkDr より:

      具体的に考えを見つめることが出来ていてすばらしいと思います。
      徹底的に考える事は良いことです。
      しかし、ただ考えれば良いと言うわけではなく、お作法があります。
      5コラム表を使って
      しつこく何回も自分の考えをこの流れに乗せて見て下さい。

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