気晴らしをするだけではうつ病は治らない

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楽しいことをすればうつ病にはならない。

気晴らしをすれば良い。

残念ながらそれだけではうつ病は治りません。

 

 

行動の記録を付ける

 

これはうつを治すために楽しい活動をしましょう ということだけではありません。

 

まずは自分の行動について知る

 

行動とは何でしょうか。

生きて活動しているほとんどが「行動」していることです。

 

行動の多くは目的があります。

疲れたから休もう。

少し元気があるから動いてみよう。

 

 

休んだら疲れが取れる。

元気があるから動くことが出来る。

そう思って行動しても実は人間はその行動で 逆に疲れが増してきたり、元気がなくとも動けば元気が出てくることもあることになかなか気づきません。

まず必要なことは自分がどのような行動をとった時 どのような結果になっているかを実際に確認することです。

 

日記をつける

 

気分が良くなると思われる活動をすることよりも

いつもしている行動を書いてそのときの気分、達成感を書いてください。

 

気分か達成感、どちらか良い方を記録していってください。

1週間続けて記録してみることが先です。

 

そのあと、自分がどのような行動をした時にどんな気分だったか見ていきます。

疲れたから寝ていたときの気分は?

疲れていたけど机の上だけ片付けたときの達成感は?

誰と合った時に気分がどう変わっているのか? などです。

 

行動実験をする

 

行動実験、科学者のような視点が必要です。

ここまではいわば「観察」をして法則を見つけるところです。

 

法則を見つけたら仮説をたてる

 

わかってきたことが色々あると思います。

様々な人の仮説を紹介します。

疲れたら寝た方が良いと思っていたけど寝ていたら気分が悪かった。

最初は無理だと思っても少し家事が出来ると達成感があった。

風呂に入るのは面倒だけど、入ったあとは気分が良かった。

毎日電話を楽しみにしているけど、1時間をこえるとその後は気分が落ち込んでいた。

 

科学で大切なことは正解を考える力ではなく

自分が思い込んでいるのではないかということに気づくことです。

思い込みから解放されて自分の行動を 客観的に観察してください。

 

仮説を立てたら実験する

 

立てた仮説は確かめる必要があります。

じゃあ寝てないで動けば良いってことなのか

やってみる

やってみたらやっぱり疲れた。だめだ。

 

習慣を変えるためには時間がかかります。

実験なので1度ダメであったときすぐあきらめてはいけません。

何度か繰り返して確かめる必要があります。

 

楽しい活動をして、一度に気分を良くすることは出来ません。

そんなことが出来れば既にやれているでしょう。

 

 

改善は一度に大きくするのではなく少しずつ良い方向を 積み重ねていくことが大切です。

行動活性化についてでした。

 

 

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