ポジティブイメージの医学的なやり方

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ポジティブイメージで病気を治す。
胡散臭さ満載ですが、いくつかのポイントをおさえれば医学の一つになります。
難易度としては高いですが、いつでも出来る方法です。

ポジティブイメージ法

リラックス法の最後はポジティブイメージ法です。
この方法は前回に述べた呼吸法や筋弛緩法と一緒に使う事が多いです。
利点は何もしなくても出来る事。
欠点は、思考だけでコントロールするので移ろいやすい事です。
考えれば良いので簡単に出来る気がしますが思考に集中する事は簡単ではありません。
自動思考がどんどん出ている中で必要なイメージに集中する事は難しいです。
人によってはすぐにできる人もいるようですが私には難しかったです。
必要な事は漠然と楽しい事を思い浮かべるのではなく、
楽しいイメージを一つ決めて、それを何度も思い出し、練習する事です。
さらに、その他のリラクゼーションも組み合わせます。
他のリラクゼーションの助けを借りて、リラックスの効果を感じ、それをイメージとして結びつけ、
いつでも使えるようにするという感覚でしょうか。

イメージ技法のやり方

まずは自分がリラックスした時の経験を思い出してもらいます。
私は旅館で温泉に入る瞬間です。
その他一般的なものとして、
海で過ごす、いつもの休暇の場所、好きな音楽を聴く、自然の風景、好きな趣味、などがあげられます。
決まったら想像してみてください。5感を使って細部まで。
その時に見たもの、聞いた音、香り、体の感触。
特に香りは記憶と強く結びついていると言われます。プルースト効果とも呼ばれます。
プルーストとは20世紀フランスの小説家で「失われた時を求めて」において、香りから記憶を呼び起こすシーンを書いているそうです。
てんかん発作を描いたドストエフスキーの例もあり、小説家の観察力は科学にも通じるように思われます。
関係ない話は良いとして、
5感でイメージ出来るようになったら、何度も想起を繰り返し、定着させてください。
イメージが固まったらその他の技法と組み合わせます。
想起しながら筋弛緩法や呼吸法呼吸法を実施してください。
リラックスの効果をイメージとつなげます。
イメージするだけで、その他のリラクゼーションを行った時の状態が再現できれば完成です。
私はまだ出来ません。
人によるので出来る人はすぐ出来るようです。
そして、不安や怒りなど興奮が高まったときにイメージを想起してください。
認知的不協和とも言いますが、体の状態と、原始的な脳の情動を矛盾させれば、脳が違和感を感じる事で情動が収まっていきます。
ポジティブイメージ法、身につければ強力なやり方なので練習してみてください。

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