不眠になる考え方、ならない考え方。

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不眠は辛いです。眠れないと悩み、苦しみが倍増したように感じます。
1晩たてば忘れる事も多いですが、その分1晩寝れないと苦しみが続くような気がします。
不眠になりやすい考え方、なりにくい考え方について説明します。

治療法を紹介する前に

睡眠のための認知行動療法です。
眠ることに考え方は関係ないように思えるかもしれません。
しかし、睡眠への認知行動療法は薬よりも良く効く事もある治療法です。
紹介する前に説明しておきたい事があります。
それは不眠は辛いという事です。
眠れないと思い続ける事はとても辛く、重いストレスです。
紹介する考えは自分の不眠に「そんなの考え過ぎだ。」
と言われているように感じるかもしれません。
それは違います。
不眠は辛いためそう考えて当然です。
また、「そんな事で治るならば苦労しない」
と考える人も多いと思います。
認知行動療法には行動実験という言葉があります。
治らないかも知れませんが、効くかどうか試してみるのはいかがですか。
何となくやって効くはずのものを効かないと思ってしまうのは損なことです。
やるならば一度徹底するぐらいの方が良い実験になると思います。
前置きはこのくらいにします。

不眠の治療法

では、不眠になりやすい考え方について紹介します。
全体的に不眠を何とかしようと思いすぎる事が不眠を悪化させます。
まずは不眠を恐れる事です。
眠れなかったら体調悪くなる、明日仕事が出来るわけがない。
眠れないと起こる悪い事を考えすぎると不眠は悪化します。
次は睡眠の時間についてです。
睡眠は8時間ないと健康に悪い、12時前に寝ないとホルモンが
などいろいろな情報にあふれています。
この何時間寝ないと良くないと思う事が不眠を悪化させます。
最後の一つは睡眠時間を確保が大事なので朝を送らせてしまう事
今までの2つとも関係はしてきます。
不眠を恐れたり、睡眠時間をのばさなければならないと思うと
必然的に朝長く寝ている事で睡眠をとろうとします。
その結果睡眠のリズムが崩れます。
そうすると次の日の不眠がさらに悪化してしまう事になります。

不眠を治す考え方

どうすれば不眠にならないか。
説明してきた考え方に陥らないための考え方を紹介します。

今日は全く眠れなくてもいつかは眠れるから問題ない
必要な睡眠時間は人や状況によって違う。今日は短い日なのかもしれない
睡眠時間を確保する事より朝起きるリズムを作る事が大事

順番に説明します。
不眠を恐れる事が良くない事だと説明しました。
そのかわり、時には眠れなくても問題ないと言う考えが不眠治療に役立ちます。
事実、本当に睡眠時間が必要な時は寝てしまいます。
自分では辛くて、眠りたくても、体が今は睡眠を必要としていないと思える事が必要です。
睡眠時間も人や状況によります。
~時間寝なくては行けないことはありません。
体が必要な分の時間寝れば良いだけです。
そして、睡眠時間が短くとも朝起きる事です。
人間は習慣で生きる動物です。
昼に栄養が足りないほどではなくても、いつもご飯を食べる時間にはおなかがすきます。
そのため睡眠時間の確保より、リズムの確立を優先させる事が大切です。
以上不眠のための認知行動療法でした。

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