うつ病や不安とアレルギーの関係

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今回はうつや不安とアレルギーの話です。

原因がアレルギーと言う訳ではなく

似ているところが多いという話ですので期待はほどほどに。

 

 

 

アレルギーの厄介な特徴

 

アレルギーというのは厄介です。

花粉症、アトピー、そう簡単には治りません。

 

アレルギーは原因が自己の体である。

 

アレルギーの厄介なところは

病気を引き起こしているのが自分の体であるというところです。

 

風邪を引く原因がウイルスであれば

ウイルスを取り除けば良いです。

 

花粉症などのアレルギーの場合

原因は花粉では有りますが

 

ほんとうの問題は

花粉に対して過剰に反応してしまう体質

である訳です。

 

周りに多く有りすぎる花粉を全て除去するのも

もう一つの原因である自分自身を無くすのも

どちらも出来ないことに難しさが有ります。

 

アレルギーの治療法

 

したがって

アレルギーの治療法は

原因を除去することではなく

過激に反応するパターンを変えること。

 

この治療法が脱感作療法です。

この治療は少ない刺激から徐々に

刺激を上げて、体が反応しないようにしていく治療です。

 

原因を除去するのではなく

あえて原因に近づいて

パターンを変える治療法です。

 

うつ病や不安とアレルギー

 

アレルギーの話は実はそのまま

うつ病や不安にも当てはまります。

 

うつ病や不安は原因が自己の考えである

 

もちろんセロトニンの減少も原因です。

 

それと同時に考え方自体もうつ病や不安

引き起こしていきます。

 

そのような考え方自体は無くすことは出来ません

人間生きているかぎり

うつや不安につながる考え方をしてしまいます。

 

この時に必要なのが

完全に否定的な考えを除去するのではなく

アレルギーのようにその考えに反応しないことが大切

ということが考えられます。

 

うつや不安も脱感作が必要

 

従ってうつ病や不安も脱感作療法が使えます。

 

残念ながら無害なストレスというのがなく

慣れるための考えは自分で調節しなければならないところが

難しいところです。

 

アレルギーの場合と同様に否定的な考えを無くすのではなく

何度もそのことを考えて無害にしてしまうこと

それによって反応のパターンが変わります。

 

具体的には

「自分は負け犬だ」と思って辛いのであれば

何度も繰り返してつぶやいたり

大声で怒鳴ったり

わざと考えたり。

 

取り除くではなくその考えに対するパターンを変えること

アレルギーから導きだされるうつや不安への対処法でした。

 

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One Response to “うつ病や不安とアレルギーの関係”

  1. タニ より:

    全般性不安障害で悩んでいます。曝露療法に取り組んでいますが症状が悪化したりして、中々前に進めません。脱感作療法の記事参考になりました。   今まで曝露療法も頑張り過ぎて閾値を超えていたと気づきました。 ありがとうございます。    先生に一つお聞きしたいしたいのですが、自分は口癖で「怖い、怖い」とつぶやいてしまうのですが、それも脱感作になるのでしょうか? 家族には不安が強くなるからやめた方がいいと言われます。 アドバイスをお願いします。

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