過去に悩んで抜け出せない時

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人間を苦しめるものの一つに「過去」があります。

今回はこの過去についての記事です。

 

 

動物には過去はない

 

過去は人間だけのものです。

動物には記憶はありますが、それを何の刺激もないときに思い出したりはしません。

 

動物は必要があるときに記憶が呼び起こされ、使われます。

近付いてくる人がいたら飼い主だとか

いつも自分をいじめてくるやつだとか

 

その記憶に応じて行動が決められます。

外の世界と記憶が反応して行動が決まります。

 

しかし、人間の場合は刺激がなくとも記憶を取り出すことが出来ます。

何のきっかけもないときであっても記憶に反応することが出来ます。

これが過去を持つということです。

 

過去を持つ有利な点

 

過去を持つと色々と有利です。

予め記憶と照らし合わせてシミュレーションしたり

記憶から経験をいくつか並べて現在の行動を決定したり

 

人間だからこそ過去を持つことで

自分の行動パターンが拡がります。

 

動物であれば反応は起ってみないと考えられませんし

予測を立てることも出来ないのでいつも出たとこ勝負です。

 

記憶を自由に使う過去を持つことで

人間は多くの行動パターンから効率の良い方法を選べます。

 

過去を持つことの不利益

 

過去を持つことには利益もありますが

同時に不利益もあります。

 

おこったことが何度も思い出される

 

記憶を自由に取り出せるからこそ

記憶が勝手に出てきてしまうという悪い点があります。

 

先程の例でいくと

いじめてくるやつが動物に近付いていたとき

その時は動物は人間と同じように嫌な気持ちになります。

 

しかし、動物はいじめてくるやつが去ればスッキリとします。

次に思い出すのは再びいじめてくるやつが近付いてきたときです。

 

人間はそうはいきません。

いじめてくるやつが去った後も考えます。

次はいつ来るのだろうか、どうして自分だけ、なんであんな事出来るのだろう。

記憶にどんどん反応して過去を持って悩みます。

 

次にいじめてくるやつが来たときの対策を考えられることと引き替えに

次にいじめてくるやつが来るまでは苦しみは続きます。

 

いじめっ子が来るのであれば対策を立てるために有効ですが、

もう二度といじめっこは来ない状況であっても記憶は呼び起こされてしまいます。

 

そしてその記憶に反応して気分が落ち込みます。

どうして自分はこんなに良いことがないんだろう。いつも運が悪い。

 

何の対策も立てられないはずなのに記憶が思い出されてしまう。

過去がなければ悩まない人間の苦悩です。

 

過去は記憶でしかない

 

大切なことは過去は記憶でしかないと言うことです。

 

過去は自分の記憶の中にしか存在しません。

ある意味で、空想と同じようなものです。

 

過去を使うことで対策を立てることは大切です。

現実だと思って対策を考えることは有益でしょう。

 

しかし、苦悩をもたらす過去は今は存在しない記憶に過ぎないと

改めて理解し治すことは大切です。

 

今存在するのは現在のみです。

記憶の過去と格闘するよりは

現在においてどうするかに眼を向けていくこと。

 

人間の宿命である過去から抜け出すには訓練が必要です。

 

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