「不安」を利用するためには

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不安は危険察知のアラーム

 

「不安」という感情は危険を察知したときのアラームです。

このアラームを使えば、第六感を利用することが出来ます。

例えば、誰かにあいさつがされなかったとします。

この時【うつ】で説明したように、悲しみを感じれば、何かを「喪失」したと感じているということです.

不安を感じた時には「危険」を察知していることになります。

機嫌が悪い顔色を読んだか、自分に心当たりがあるか。

いずれにせよ第六感を生かしてみる価値があるかもしれません。

 

不安を利用出来ないとどうなるか

 

【不安障害】でも触れていますが、不安は避けることによって悪化します。

あいさつを返されず、不安になってきたとします。

その不安に耐えられず、すぐその人に何か自分が悪いことをしたか聞いてしまったとします。

これが「回避」になります。

次にもう一度不安になった時にはまた、確認したくなります。

徐々にその回数は増えていき、そのときの不安も増大するという流れです。

 

不安を上手に生かすには

回避を防ぎ、不安を利用するためにどうすれば良いのでしょうか。

それは不安にかられての行動はしないことです。

アラームが鳴り、それに安易に反応して行動すると回避になってしまいます。

どうすれば良いか、あいさつを返されなかった場合で考えます。

してはいけない「回避」としてはすぐに

「何か私が忘れていることはありますか。」と聞いてしまうことです。

多くの場合「特に無いと思いますけど。」といわれても

不安は収まるばかりか、増大してしまうこともあります。

必要なことは、

自分は何かしてしまったか少し考えることです

思い当たらなかったら、今は問題ないみたいだと納得することが必要です。

アラームにも間違いは多いです。

もしそこで思い当たれば

「先日の書類提出が遅れてしまって申し訳ありません」

と解決に向かえます。

アラームを利用することは大切ですが。

間違ったアラームには対応しない。という心構えが「不安」を利用する上で大切です。

 

 

 

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