予期不安を無くすためには?パニック障害と広場恐怖の関係。

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予期不安と広場恐怖

 

予期不安とは「こうなってしまうのではないか」と心配することによって生じる不安です。

対象は様々です。【社会不安障害】のひとは人に会う時に予期不安がおきます。

【パニック障害】の人に併発する「広場恐怖」の人はまた発作が起きるのではと心配になります。

今回はこの「広場恐怖」の例で説明します。

 

広場恐怖の診断

 

広場恐怖とは残念ながら名前の通り、広場が怖いという訳ではありません。

パニック発作を起こすような場所、発作が起きたら困る場所を怖がる病気です。

具体的には家の外で一人、混雑の中、橋の上、移動している時などです。

診断基準を簡単に説明します。

逃げられない場所、発作が起きたら困る場所にいる不安

そのような場所を避けている

この二つを満たせば大まかに広場恐怖と診断されます。

パニック発作を持つ人のほとんどがこの広場恐怖を持ちます。

 

パニック発作と広場恐怖の関係

 

パニック発作と広場恐怖の関係は

【不安】でも説明した不安と回避の関係です。

パニック発作だけなら不安ですが、その状況を回避する広場恐怖を合併することで悪循環が形成されます。

そのため、病気と診断されるほどのパニック発作の人は悪化の過程で広場恐怖を起こしていることが多いということになります。

 

予期不安が起きる原因

 

ではこの予期不安の治療について説明します。

広場恐怖の予期不安ということで、

「こんなところで発作が起きたらどうしよう」という心配を例にとります。

 

通常なら起こってしまうこと

 

例として地下鉄の中で

「こんなところで発作が起きたらどうしよう」という心配が生じます。

すると動悸、呼吸苦などが伴って不安になります。

「やっぱり不安になってきた、このままでは発作が起きてしまう」

この心配がさらに不安を生み、閾値を越えると発作がおきます。

「やっぱり発作が起きた、もう地下鉄には乗らないでおこう」

広場恐怖になりました。

乗らずに発作が起こらないならそれでいいとも思いますが

一度回避で発作を防ぐと、バスに乗った時に

「この感じは地下鉄と一緒だ。まずい、発作になる。」

こうして徐々に回避の場所が広がり、ついには外に出られなくなってしまいます。

 

予期不安から発作が起きる

 

広場恐怖の人はその場所が発作を引き起こしていると思います。

理由として、その場所に行けば発作が起きるからです。

しかし、本当はその場所が発作を引き起こすと思い込んでいることが発作を引き起こします。

最初に生じるのは「心配」です。

その心配こそが不安を引き起こし、パニック発作を起こします。

戦うべきは発作を起こす場所では無く自分の心配です。

 

予期不安の治療

 

予期不安の治療法は暴露療法です。

【暴露療法】でも説明しましたが、今回の例でももう一度説明します。

不安は回避すると次に大きくなります。

しかし、不安が下がるまで暴露されれば次の機会の不安は下がります。

これを利用するのが暴露療法です。

電車のなか、バスなど自分が怖い場所でなんとか我慢できそうなところをターゲットにします。

そして電車に乗った後

十分に不安が下がるまでその場所に留まります。

十分に不安が下がらないまま回避してしまうと逆効果です。

そのため、最初は出来る確信のあるところから始めて下さい。

こうして成功体験を積んでいけば徐々に予期不安も下がります

すると、さらに難しい課題にも挑戦でき、暴露療法によって改善することになります。

 

 

 

 

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2 Responses to “予期不安を無くすためには?パニック障害と広場恐怖の関係。”

  1. […] 予期不安と似ていますが、全般性不安障害は様々なことに対し不安になります。 […]

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